マジックナンバー

Visual Studio 2012 C#で、GUIアプリケーションの作成が簡単にできるので最近はまってます。
HttpClientクラスという、HTTP通信をすごく簡単にできるライブラリがあるのもC#にはまった要因。
C++だとboostを使ってもHTTP通信するのはまだ少しめんどくさいので．．．
cpp-netlibというboost.asioをラップしてくれてるライブラリもあるんですが、
SSLとかそこら辺を自分で実装する必要があるとかないとか（適当）
あのmakeファイルを作ると噂されるCMAKEも使いこなせないので・・・C++は途中で心が折れました。

そろそろ本題に・・・
HttpClientは.NET Framework 4.5から追加されたらしい比較的新しいクラスです。
これを使うと簡単に非同期なHTTP通信もできちゃったりなんかして、すごい便利！
ですがPostメソッドを使って通信すると、なぜか417エラーが戻ってくることがあるので。。。
（参考：Studying HTTP 様 → 「リクエスト継続」を認めない場合（417レスポンス））
いろいろとメモしておきます。（たぶん忘れてまた悩むことになるので・・・
といってもDev Centerに書いてあることですケド！

要点をまとめると
・HttpRequestMessageのExpectContinueをfalseにする
・PostAsyncメソッドの代わりに、SendAsyncメソッドを使ってHttpRequestMessageを送信
以上です。

ただ、SendAsyncメソッドを使うと、PostAsyncメソッドで自動的にやってくれてた処理を
自分でやらなくちゃいけないみたいで。。。
HTTPヘッダやメッセージボディの書き方とかさっぱりわからんのでぐぐりながら。

var _url = "http://2bit.kagome-kagome.com/"; //Post先のURL
HttpRequestMessage _message = new HttpRequestMessage( System.Net.Http.HttpMethod.Post, _url );
_message.Headers.ExpectContinue = false; //かの有名なExpectContinue
//PostしたいデータをDictionaryで定義
var _postData = new Dictionary<string, string>
{
　　{ "hoge", "hogehoge" },
　　{ "fuga", "fugafuga" }
}
//SendAyncで送信するContent
var _postContent = new System.Net.Http.FormUrlEncodedContent(_postData);
//byte[]に変換してpostするデータの長さを求める（もっといいやり方が絶対ある）
byte[] _postContentByte = _postContent.ReadAsByteArrayAsync().Result; //ぜんぜん同期的じゃない
_message.Content = _postContent; //メッセージボディ（多分
_message.Content.Headers.ContentLength = _postContentByte.Length; //メッセージボディの長さ（多分
_message.Content.Headers.ContentType = new  MediaTypeHeaderValue("application/x-www-form-urlencoded");

あとはHttpClientのSendAsyncメソッドの引数に_message(HttpRequestMessage)を渡してあげれば完了です！
理解せずにいろいろ使ってるので、用法用量間違ってると思いますが
こんな感じでとりあえず417エラーは返ってこなくなりました！ばいばい417！

TwitterのAPIをC#から使うときは
System.Net.ServicePointManager.Expect100Continue = false;
をすればいいというのはすぐ見つかったんですけど、
HttpClientだと意味がないんですかね．．．期待通りの動作をしてくれなかった


*4/28 追記*
わざわざHTTPリクエストをSendAsyncメソッドで送信しなくても
httpClient.DefaultRequestHeaders.ExpectContinue = false;
とすれば、PostAsyncメソッドを使っても417が返ってこなかった！
こっちの方が簡単じゃないか！！